賃貸物件の防犯対策と言えば、最初に連想されるのがオートロックやTVモニターホンです。ですが、ディンプルキーも大きな役割を果たしてくれる一つです。
鍵は鍵穴の筒の中にあるピンの高さと鍵の形が一致することで解錠する仕組みになっています。つまり、ピンの本数は防犯性能の高さとも言えるので、数が多くなるほどピッキングは難しくなります。ディンプルキーは様々な方向でピンがついています。そのためとても複雑な構造になっており、ピッキングの難易度は格段に上がるのです。
ディンプルキーはピッキングが非常に難しくプロの鍵師でも10分以上は必ず時間をかけなくては解除できません。空き巣などの犯人の大半は5分以上解錠に時間がかかれば侵入を諦めると良く言われています。
鍵の寿命はおよそ10年なので、長期的に使用している場合なども鍵を交換する時期と言えるでしょう。鍵は毎日使う物なので、劣化もしていきます。せっかく交換をするなら、少しでも安全性の高い鍵に換えることを推奨します。
一方、ディンプルキーのデメリットは複製のしづらさにあります。
スペアを作る場合、普通の鍵に対して3倍から5倍費用が高くなります。また、複製を依頼する業者によっては断られることもあります。業者が限定的されるという点で扱いづらい部分もあります。
逆にこのデメリットが解消されれば、非常に優秀な防犯アイテムになります。
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