賃貸物件の敷金の返金の仕組み
2019.08.12
敷金は退去時に必要となる補修費を先に預けておくことが目的でトラブルを避けるためのものです。
根本的にはオーナーさんや不動産会社のお金ではありません。
原則として退去時に返却されるお金です。
問題になるポイントとしてはどこまでを借主の責任で補修するべきなのかという点です。
・退去時の清掃代は誰が負担する?
退去するときに、次の人に貸せるように行う物件の清掃費用は借主が負担するのが一般的です。
クリーニング費用はワンルームや1K程度なら2万~3万円程度が相場です。
仮に敷金を5万円預け、清掃費が2万円であればそれを差し引いた3万円が返金されるという流れです。
・過失でなければ負担は不要
国土交通省による「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、借主が壊してしまった部分は、借主が補修費用を負担することが定められています。
一方、日光や風などによる経年劣化は借主には責任が無い為、自然現象による部分はオーナーさん側の負担となります
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