畳のメリット

2019.07.21

昔から使われている畳ですが、その人気は世代によっても分かれてしまいます。

特に若い世代の人からは敬遠されがちです。

畳にはいくつかの効果があります。

表面のさらりとした肌触りは夏の暑さを軽減する効果もあり、逆に冬は底冷えしないという断熱効果もあるのです。

このように畳は、日本の気候風土に適した機能を持ち合わせています。

また、畳には適度なクッション性もありますので、床に直接座ったり、寝床を敷いたりといった場合にもほどよい弾力をもたらしてくれます。 衝撃も吸収してくれますので足腰にも優しく、疲れにくい効果も期待できます。

しかし、昨今では既存の畳の上にわざわざカーペットや絨毯を敷いて、洋式の家具を並べるようにしているご家庭もあります。

このように畳は、人によっては古臭い存在になってしまいました。

その後はフローリングフロアの人気が高まり、今では新築住宅のリビングの多くはフローリングを採用しています。

インテリアのスタイルが多様化した現代では、畳は和のイメージが強く、個々のバラエティ豊かな好みに対応しきれないのかも知れません。

なので、オシャレな畳ですと抵抗感も少なく、受け入れやすくなります。築年数が古くてもワンポイントの琉球畳ですと、「家賃が安くてオシャレ」という謳い文句にもなり、入居率も上がりやすくなります。

 

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