高圧電線降下の住宅

生活において電気は必要不可欠ですが電気を各家庭に送る為の送電線、特に大量の送電を行う高圧電線は身体に悪いのでないか?という諸説は皆様も聞かれたことがあるかと思います。

諸説含めデメリットが多いと考えている人が大半かと思います。

高圧電線下のデメリットとは何か?そこから生まれるメリットを合わせて高圧電線下の物件を紹介致します。

高圧電線の影響

高圧線とは6600ボルトの電圧で送電しているものを高圧線、22000ボルト以上の送電をしているものを特別高圧線といいます。

特別高圧線については建築制限があり真下に建物を建てられないなどの制限があります。

高圧線下も一定の距離をとらないといけない建築制限があり階数の制限があることも多いです。

高圧線は低周波の電磁波を発しています。

これが健康被害につながるといわれています。

健康被害については賛否両論あり、健康被害があるという報告がある一方で、健康面にはまったく問題ないと言う人もおり人によって個人差はあるようです。

スウェーデンなどでは電磁波の健康被害が研究されており日本より建築基準が厳しくなっていますので影響がないとは言い切れません。

また電磁波による放送電波への影響などもあり台風などで電線が切れたり鉄塔への影響があったりということも考えられます。

もちろん万全の安全性対策をしておりますが危険性が全く無いとは言えません。

放電の際に起こる「ブーン」という音が鳴ることがあります。

大きな音ではありませんが神経質な人には気になるのではないかと思います。

高圧電線下に住む事

高圧電線下の物件は、高圧電線下であるということから市場価格より安く販売されることがあります。

理由としては、高圧線による影響や美観などの理由によります。

また「線下補償料」という土地の使用料のようなものが電力会社から支払われます。

高圧電線下のリスクをどこまでリスクと考えるかで、高圧電線下に住むかという考え方は変わってきます。

以上の内容をふまえ皆様は高架線下の物件はいかがお考えでしょうか?

気持ちの持ちよう次第という所もありますが今後の住宅計画の参考にしていただけますと幸いです。

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