消防設備点検について
2018.09.09
所有されている物件の「消防設備点検」を行っておりますでしょうか?
消防設備点検は消防法によって定められており、点検や報告を怠ると「罰則」が科せられる場合もあります。消防設備点検を怠っている状態で、火災が起き死傷者が出るなど被害が大きい場合マンションのオーナー様は損害賠償責任など重い責任に問われることになります。
オーナー様の中には「消防設備点検」とは何かと思われる方もいらっしゃるかと思いますので、お伝えしていきます。
消防設備点検とは、マンションに設置されている火災報知器や避難はしご、消火器やスプリンクラー等に不具合がないかを調べる点検のことです。設備を見ていただくと点検をしなければならない理由が分かるかと思います。万が一、火災が発生した時に被害を最小限に抑える為です。
もし、火災報知器が備え付けられていなかったり故障していたりしたら逃げ遅れてしまいます。避難はしごも壊れていたら高層階に住まれている方が避難することも出来ません。火災の被害を最小限に抑えるには、消防設備が備え付けられていることと、正常に作動する必要があります。
つまり、「消防設備点検」は万が一の火災発生時に消防設備が正常に作動するのかを確認するための点検です。