世界初!3Dプリンター「集合住宅」

2018.08.10

以前BLOGで3Dプリンターの記事を紹介させて頂きましたが、遂にオランダで集合住宅を建築する世界初のプロジェクトが進められ話題になっていますので紹介させて頂きます。

 

オランダ南部アイントフォーヘンでは、3Dプリンターで集合住宅を建築するプロジェクトが進められ関係者らは工期短縮や設備仕様面で建築業界に革命を起こすものと期待を寄せているとのことです。

プロジェクトは市議会をはじめアイントホーフェン工科大学や複数の建築会社が支援しており、寝室3部屋を備えた最初の1棟が2019年6月までに完成する予定と見通しされている。

財源は個人投資家からの出資で賄っており今後3~5年で様々な形状や大きさの建物5棟の集合住宅が造られる予定とのことです。

3Dプリンターを使った建築技法の大きな利点は代わり映えしない住宅をカスタマイズすることが行え、工期も大幅に短縮できる他、熟練した職人の人材不足による住宅価格の高騰という問題をも解決できるところだという。

構造や工法にもよりますが一般的に日本での木造戸建て住宅の工期は2~3ヶ月程期間が必要となり鉄骨造になると5~6ヶ月必要です。

震災を始め自然災害の多い日本にとって一時的な仮設住宅は雨風を凌ぐだけの役目だけではなく健康保持する衛生面にも直結する、そして少しでも被災した人の心を落ち着かせる精神的な役割がとても大きい為一般向けではなく災害、震災時の復旧活動として日本に備えて欲しいと思いました。

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