ビジネスシーンでの敬語の使い方
2018.07.06
会社内、職場においてコミュニケーションは必要不可欠ですが、言葉の使い方を一つで聞き手の解釈が変わってきます。
同僚、上司や部下に同じ言葉遣いをしてしまうことは少ないですが、日本語特有にある敬語をビジネス場面で紹介します。
・目上の相手に対して使うべきではない敬語「了解しました」
「相手の事情を思いやって納得すること」「理解すること」「のみこむこと」という意味で「了解」という使用方法が正解です。
公私ともわず使用する言葉だが、「了解しました」は同僚もしくは部下に対して使う言葉であり、正確には「了解しました」は、「了解」に“しました”をつけた丁寧語になるので謙譲語を用
いる上司や取引先などの目上の人に対しては実は失礼にあたります。
「了解」や「了解です」の使用をビジネスシーンでは避けて使用すると頭に置いておけば間違いないかと思います。
・ビジネスで推奨される敬語「承知しました」
「相手の事情などを知ること」「知っていること」「承諾すること」という意味で「承知」という言葉があります。
ビジネスにおいて「了解しました」よりも「承知しました」を使用することが推奨されています。
「承知しました」は謙譲語であるため取引先や上司に対して適している言葉です。
ビジネスシーンにおいて使う頻度が多い「承知しました」は、話を理解したという旨を相手に伝えたりする際に使用します。
上司から指示を受けた後に「承知しました」と反射的にでるのが理想です。
類似語として「承りました」もビジネスシーンで用いるのに適しています。
皆様はお間違いなかったでしょうか?
普段何気なく使う言葉ですので少し意識して使用してみてはいかがでしょうか。