賃貸物件の安い理由

2019.04.28

家賃の安い掘り出し物物件を探す場合、必ずチェックすべきなのが「安い理由」です。

ただ理由もなく割安な物件は中々なく、家賃を安く設定している理由が必ずあります。

それを知らないまま、ただ安いからと言って安易に契約してしまうと、後で思わぬトラブルを招く可能性があります。よくある「安い理由」についていくつかご紹介します。

・特殊な間取り

部屋の間取りが一般的なワンルームの形をしていない特殊な部屋については、相場よりも家賃が安くなる傾向にあります。間取りは実際に内見すれば、契約後に後悔することは少ないのですが、お持ちの家具家電の配置などは要チェックです。

・原状回復工事が甘い

家賃が安いということは、どこかで予算を削っているということでもあります。

例えば、退去後のクリーニングを、清掃会社に依頼せずに大家が掃除をしているケースもあります。この他にも、少しの汚れなら壁紙を張り替えない、エアコンは古くても壊れるまで使う、など低予算なりのクオリティである可能性があります。

物件によってはもっと極端に安い物件もあります。

これらは俗に事故物件とも呼ばれるもので、その明確な定義はありませんが、心理的な嫌悪感を抱くような過去がある物件の多くは事故物件として扱われます。

相場よりも家賃が安い物件は、何かしらの理由を抱えているのが、一般的です。

中には、入居を促進する意味合いで相場より安くしているケースもあり多種多様なので、家賃が安い理由については確認するのが賢明です。

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