計画的にマイホーム取得の為に、どの年齢層の人がどの形態の住宅を購入しているのかを紹介させて頂きます。
国土交通省では毎年旧宅市場動向調査を実施しています。
この調査で住宅を購入した世帯の年齢や職業、購入額などの平均データが分かります。
マイホーム一戸建て取得の年齢
戸建て住宅の購入には注文住宅・分譲住宅・建売・リフォーム住宅に種類が分けられます。
なかでも分譲住宅購入は30代が最も多く割合としては48%となっていますが平均年齢をみると38歳~40歳にかけて緩やかに年齢が上昇しています。
注文住宅の購入平均年齢は45歳で、30代と40代の取得者が全体の5割程度となっています。
20~35年の住宅ローン返済期間を考慮している勤労者の現役時代の間に返済を完了またはおよその返済目処を付ける為に逆算してマイホーム購入を考えていることが示唆されます。
マイホーム所有世帯の内訳
平成25年の「住宅・土地統計調査」を元にデータを見ると、全国の世帯内訳で最も多いのは単身世帯33%で、続いて夫婦と子供世帯26%、夫婦のみ20%となっています。
そして分譲マンション・一戸建てなどマイホームの形態にも差がありますが単身世帯のおよそ3割はマイホームを取得している結果が出ています。
夫婦のみ・夫婦と子供世帯ともに75%程度の家族が持家を所有しているという結果もあり結婚を機にマイホームを一現実的に感が始めている世帯が多いことがうかがえます。
以上の割合データを見るとこれからの自身のワークバランスや何処にマイホームを購入する将来がより詳細に分かってくるかと思います。