税率と消費額
2018.07.30
平成元年から一世帯あたりのあたりの働く人が2人以上いる世帯の税金と社会保険料の負担は、一ヶ月あたり平均金額として3万4000円増減しており、30年間の間で物価は1割上昇しつつも一世帯あたりの消費額は4000円減少している統計データがあります。
平成に入り家計の消費額が減少しつつも消費税は1989年(平成元年)に3%から始まり1997年(平成9年)に5%、2014年(平成26年)に8%に上がっていき来年2019年(平成31年)には10%に増税されますが、一世帯あたりの消費額は平均的に見ても下がり続けています。
そんな中、高所得になればなるほど所得税が優遇されているのは事実であり、税金の負担が平等ではなく年収に対して課税される割合を決める税率は平成27年度から7段階になりましがが昭和45年度は19段階あり細かく分散化されていましが、特に現在7段階の最高4000万円の税率45%以上は無く、これ以上稼ぐ高所得者は稼げば稼ぐ程有利になります。
稼いでいる人はズルいと思うのではなく、これから税率が上昇していく中で自分に合った税金対策は何かを考えてより豊かな生活を送ることが先決です。