AIお掃除ロボット
2018.05.12
三井不動産のグループが運営する大型商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」はAI清掃ロボットを導入したと発表しました。今後は「ららぽーと」など他のグループ施設にも広げるといいます。
筑波大発スタートアップ企業の「サイバーダイン」が開発した人工知能(AI)を搭載して自律走行をします。
閉店後の夜間に使用し、清掃員不足を補うのが狙いとのことです。
国内の大型商業施設で清掃ロボットが導入されるのは初めてです。
今回発表されたAI清掃ロボットは「CL02」といい、箱型で高さ47㎝・奥行62㎝・横幅48㎝でタイヤが付いています。
「清掃してます。注意してください。」と声を出し、床の細かいゴミを吸い取り動き回ります。
「CL02」は独自の3次元カメラとセンサーを搭載して障害物を立体的に検知し、位置を把握して衝突を避けます。
磁気テープなどによる誘導も必要ありません。経路も指定でき、区域を設定すれば自動で経路をつくる機能もあります。
清掃後はゴミが多い場所を図示し、担当者に完了を知らせるメールも送ります。
サイバーダインが貸し出しで提供しており、気になるお値段は3年契約で1台あたり月額12万円となります。
さしずめAI搭載のルンバといったところでしょうか。
今年はAIやIoTがどんどん加速していく年になります。