住みたい街ランキング2018 関西版発表
2018.03.22
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前回の住みたい街ランキング2018関東版に続いて、関西版が発表されました。
1位は今年もやはり、あの街でした。
賃貸経営のオーナー様、これから収益物件をお探しの方は気になるところかと思いますので、関西版も総括してみました。
順位は下記の通りです。 ※( )内は2017年の順位
1位 西宮北口 (1)→
2位 梅田 (2)→
3位 神戸三宮 (7)↑
4位 なんば (3)↓
5位 千里中央 (4)↓
6位 夙川 (5)↓
7位 天王寺 (9)↑
8位 岡本 (6)↓
9位 江坂 (8)↓
10位 草津 (18)↑
第1位に輝いたのは「ニシキタ」の愛称で親しまれる西宮北口。
2位を大きく引き離して、6年連続の1位獲得です。
年代別を見ても、20代・30代・40代で1位。
世代ごとの評価に隔たりがないのが特徴です。
また兵庫県民のみならず大阪府民ランキングでも3位につけるなど他府県からの支持も厚いです。
ニシキタ人気の理由としては、交通の利便性のよさをあげる人が多かったです。
阪急神戸線の特急を使えば大阪の梅田と神戸三宮までともにおよそ15分で着き、宝塚へと向かう阪急今津線との乗り換えも可能なアクセスのよさは他府県民から見ても魅力です。
さらに関西最大級の駅前ショッピングゾーン「阪急西宮ガーデンズ」をはじめとするバラエティに富んだ商業施設の数々と、新築マンションなどの住宅供給の多さから、住まいの選択肢が豊富であることが勝因と考えられます。2016年には駅北東の徒歩圏内に「西宮市立高木北小学校」が新設された。少子化が叫ばれる昨今において小学校が新設される例は極めて珍しいと、ニュース番組で報道されたほどでした。
第2位に輝いたのは大阪の「梅田」。
大阪最大の交通の要衝であり、かつ商業集積地区ゆえに「住みたい街2位」という結果を不思議に思う方がいるかもしれません。
大阪市は、JR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」(大阪市北区)の全容を発表しました。
これによりますとエリア内は「全面みどり化」、植物を全域に行き渡らせる計画があるとのことです。
「まちびらき」は2024年の夏と伝えられており、そう遠くない将来、梅田には広大で心地よい緑地が現れる予定です。
いま梅田はかつてない規模の一大再開発が行われています。
先行して建てられた「グランフロント大阪」や、「梅北地下道」を閉鎖して行う「梅田北ヤード」の工事など、梅田は緑にあふれたカルチャーシティへと変貌を遂げている過程にあります。加えてJR西日本、南海、阪急が乗り入れる「北梅田駅(仮称)」設置事業も幕を開けました。
このような流れから2位という結果になったと考えられます。
第3位の「神戸三宮」も大規模な再開発が進行中です。
神戸市は昨年11月、JR三ノ宮駅のそばに高層ツインタワービルを建設する再整備基本計画を発表しました。
このビルは西日本最大級のバスターミナルとしても機能し、バスによるネットワーク結節の要となります。
神戸三宮を居住地に選べば、バスによって行動範囲は一気に拡大します。
さらに阪急も神戸三宮に地上29階・地下3階という「神戸阪急ビル東館」の着工をスタートさせました。
関東版と同じく、再開発・交通便の良さ・商業施設のポイントが上位となりました。
その中でも、注目は11位の京都を抜いた第10位「草津」です。
琵琶湖に面して自然が豊かで、かつ商業施設が拡充し、特に隣駅の「南草津」駅周辺の発展は著しいです。草津市の人口も年々増加しています。
住みたい街ランキング2018関西版、皆様はどのように感じましたでしょうか?
皆様の、今後の不動産投資のご参考になれば幸いです。