火災保険についても考えてみませんか?
2018.03.17
一棟収益物件の購入時の火災保険についてです。
火災保険料は融資期間分を一括で支払うことになるため物件によっては約100~300万円となり初期費用の大きな負担となります。
例えば物件購入時30年ローンで組む場合は30年間分加入し保険料を一括で支払うことになります。
過去弊社では30年間での加入がほとんどでしたが、現在は業界全体で最長10年までしかかけられなくなりました。
10年目以降は自動更新となり更新期間は1年単位から決めることができます。
保険料自体が値上がりするため保険期間が30年から10年になったからといって単純に保険料が3分の1になるというわけではないようです。
次に所在地や延床面積などにもよりますが住宅物件か一般物件かによっても火災保険料が異なってきます。
住宅物件・・・全戸が居住スペースのみに使われている物件
一般物件・・・事務所や店舗が含まれている物件
例えば、1階部分に飲食店が入っていれば一般物件となります。
一般物件は住宅物件に比べて火災保険料は少し高くなりますが基本的に店舗や事務所としての方が賃料の単価が高くなるため収益につながるというメリットもあります。
その他にも耐火建築物かどうかや構造(鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造・重量鉄骨造・軽量鉄骨造・木造)、施設賠償責任保険や地震保険、特約などによっても保険料は様々に変化しますので詳しくは面談等でご相談くださいませ。