火災保険のお話
2015.07.28
平素より大変お世話になっております。
OMパートナーズの木村です。
一棟収益物件を購入時の火災保険についてお話しします。
火災保険料は融資期間分を一括で支払うことになるため、
物件によっては約100~300万円となり、初期費用の大きな負担となります。
例えば物件購入時30年ローンで組む場合は30年間分加入し、
保険料を一括で支払うことになります。
弊社では30年間での加入がほとんどでしたが、
2015年10月始期分より、業界全体で最長10年までしかかけられなくなります。
10年目以降は自動更新となり、更新期間は1年単位から決めることができます。
保険料自体が値上がりするため、保険期間が30年から10年になったからといって、
単純に保険料が3分の1になるというわけではないようです。
次に、所在地や延床面積などにもよりますが、
住宅物件か一般物件かによっても火災保険料が異なってきます。
住宅物件・・・全戸が居住スペースのみに使われている物件
一般物件・・・事務所や店舗が含まれている物件
例えば、1階部分に飲食店が入っていれば一般物件となります。
一般物件は住宅物件に比べて火災保険料は少し高くなりますが、
基本的に店舗や事務所としての方が賃料の単価が高くなるため、
収益につながるというメリットもあります。
その他、耐火建築物かどうか、施設賠償責任保険や地震保険、
特約などによっても保険料は様々に変化しますので、
詳しくは個別相談でお気軽にお問合せください!