結露によるカビについて

2018.10.09

気温が上がったと思ったら急に下がったりと気温差が激しくなると物件の室内でも結露が発生しやすくなりカビが生えやすくなります。

これから秋が過ぎて冬の時期に多い結露のよるカビについて少し書かせていただきます。

結露によって壁紙が剥がれカビだらけになっている部屋を退去立会の際に見かけることがございます。

原状回復費用は貸主または借主のどちらの負担になるのかというと、借主によほどの落ち度が無い限りは、借主に対して費用請求をするのは難しくなります。

原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改定版)によると

「結露は建物の構造上の問題であることが多いが、賃借人が結露が発生しているのにもかかわらず、かつ、拭き取るなどの手入れを怠り、壁等を腐食させた場合には、通常の使用による損耗を超えることが多いと考えられる。」とされています。

借主が必要最低限の手入れ(掃除など)をしているのであれば、結露の原因は建物の構造上に問題があるとされており、それ以上請求することは難しいということになります。

結露によるカビを未然に防ぐ為には入居者様に呼びかけることが大事です。

具体的には、結露を拭く・換気を細目に行う・カビが発生した場合はすぐに連絡くださいといった掲示や書面投函が効果的となります。

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