港区に大使館が多い理由

2018.10.29

現在港区には82の大使館が所在しており、日本にある大使館の数は153ですので、過半数が港区内に存在することになります。

本日は港区になぜ大使館が多く設けられいるをご紹介させて頂きます。

港区には新旧40を超える数の大使館が集中しているそうで民族衣装の外人さんに出会う機会も多くなります。

なぜ港区に多くの大使館が集まっているかと言うとそれは明治の初期に時代にさかのぼります。

明治政府は最初に外国公館としてあてがわれたのは港区内の寺院でした。

皇居の南側で高台にある寺院は一種の中立な聖域と考えられ横浜方面から来る外国人に皇居を通り過ぎるよりその手前の海が見える見晴らしのよい高台が喜ばれたのではないかと言われています。

麻布一の橋の善福寺は日米修好通商条約の舞台でアメリカ公使が最初に置かれた場所で港区高輪の東福寺も最初のイギリス公館にされました。

その後警備面を考慮して居留地をまとめるようにという意識と一緒に当時空き家になっていたかつての大名屋敷を利用することになっていったという流れのようです。

外国人からも祖国への出入り口の横浜港に近く高台で海が見え、幕府からは広い大名屋敷の使い道でさらにまとめて配置できるなど三方好都合だったと言う訳です。

港区にまつわる文化、特徴を随時ご紹介させていただきます。

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